全日本U-12 12B大会 2回戦 vs 南陽台FC

 

◯3-0

 

初戦の難しさにガッツリはまった選手達。ペナルティ付近まで引きカウンターを狙う相手に対し、なかなか割って入ることができません。ボールを保持できるものだから展開がゆっくりになり、じんわり漂う硬直感。

 

嫌な雰囲気を変えたのはバックのロングシュート。GKの頭上を越し、先制。そこから立て続けに2点を加えるも、ハーフタイムを挟むとまた同じような展開に…。中盤以降のパスがほとんどラストパスになっているからフィジカルで劣っていると得点に結びつかない。ボールが動かないので相手としても守りやすかったんじゃないかなと思います。ワン、ツー、スリーとつなげればまた別の展開になるんですが。ドリブルで駆け上がっているときにその冷静さを持てるともっと楽しいオフェンスになるかな。ボールを動かす、人が動く、ギャップに気づく、ギャップに走る、次はそんな試合ができると良いと思います。いずれにせよ、全員に全小の舞台を経験させられたことは本当に良かったと思います。

 

「試合で勝つことは、相手の大会を終わらせること」以前そんな話をしましたが、試合後、選手達が相手ベンチに挨拶に行っている姿に心の成長を感じました。

 

南陽台FCのみなさん、対戦していただきありがとうございました。